Xジェンダーとは?
「僕はXジェンダーでアセクシャルです」
さて、まずこの単語たちをご説明しないことには、この自己紹介も意味をなさないわけですね。
まずXジェンダーについて、お話したいと思います。これは性自認が男性とも女性ともつかない人のことを差します。
ん、待ってよ、その性自認って何という方もいらっしゃるでしょう。
それは「自分が自分を男女どちらと感じているか」ということになります。
ただ実際あまり意識されたことがない方の方が多いのではないでしょうか? 身体的に女性で自分が女性であると感じていれば、改めて考える必要のないことですから。
さて、近年LGBTという言葉をよく耳にするようになりました。その中の「T」、トランスジェンダーはこの性自認が身体的性と真反対の方を差します。自認は男性だけど体は女性(FtM)(Female to Menの略です)、自認は女性だけど体は男(MtF)ということですね。(その中でも強く身体的性に違和感を覚えて性転換を望む、もしくは実行した人はトランスセクシャル、と呼ぶ……のが正確だと思うのですが(これについてはいつか別の記事でお話ししたいと思います)、トランスジェンダーで広まった今、改めて浸透させるのは難しいかもしれませんね)
で、この性自認が男・女のどちらかだと感じない、区分できない、そういう状態のことをXと表現しています。身体的性が男性、女性かによってMtX、FtXと表現されます。
僕の場合は「自分の、性別……って何??」という感覚です。どういう感覚じゃい、と言われても、本当にそうなのでそれ以外答えようのないという……。反対に性自認が「男/女」であるという感覚が、僕にはよく分かりません。
さてXジェンダーは一般的には「無性」「中性」「両性」「不定性」の四種類があるとされています。
- 無性:性別がないと感じる
- 中性:両者の中間と感じる
- 両性:男女両方の性自認を持つ
- 不定性:自認が定まらず流動的である
と、このような形で、だとすると僕は無性なのかなと思っています
気を付けたいのは「Xジェンダー」自体が日本特有の言葉であることと(英語では「genderqueer」「bigender」「agender」など)、四種類と言っても、きっぱりと分けられるわけではないし、その中に様々な在り方があるということです。
ざっくりとしたご紹介はこんなところで。
なおこれは僕が現段階で調べて理解してる内容です。必ずしも正しいわけではなく、また時が経てば変化するものでもあります。悪しからずご了承ください。
それでは。